FX取引での指値注文

 FXでは、通貨に対して売買注文を行って、投資取引を行っていきますので、この注文の仕方を工夫することで取引に戦略性を持たせることができます。
もっとも簡単なものは「成行注文」というものになり、実際に為替相場のレート変動を見ながら行っていく取引きになります。

これに対して、為替相場の任意の価格に対して注文を予約しておき、レートが変動してこの値になった場合に自動的にその注文を行うものを「指値注文」と呼んでいます。

この指値注文の優れているところは、為替レートがあらかじめ決めた値になった時点で注文が約定されるために、為替レートの変動が早すぎるためにずれた価格で注文が約定されてしまうスリッページや、注文自体を約定拒否してしまうリジェクトなどがまったく発生しないという点にあり、これを用いれば、投資家は自分で決めた価格で確実に取引きが行えるようになるのです。

新規の売買注文でこの指値注文を入れておけば、為替レートが自分の始めたい取引きのレートになった時点からスタートできますので、投資を始める際には非常に有利になります。

例えば、1ドル100円になっている為替相場において、1ドル90円でドルを買って取引を始めたい場合には、為替レートが90円になったらドル買いをする指値注文をあらかじめ入れておけば、為替レートがどんなに変動しようが、1ドル90円になった時点で注文が約定し取引きを開始できるのです。

また、決済で指値注文をしておけば、利益と損失を自分の思うような価格で取引できるのでさらに有利になります。

例えば、1ドル90円で買ったドルの相場が順調に上がり、1ドル110円になったとします。もちろん、ここで決済の注文を入れてしまえば、20円の利益を得ることができます。
しかし、為替相場の変動を見ている限りでは、もう少し価格が上がっていく要素が見えたとしましょう。
ここでは決済せずに、まだ為替レートの上昇を待つことにしましたが、為替レートが急落するという可能性もあり、万が一1ドル90円以下になってしまった場合には、今の利益が無くなってしまい、さらに損失を被ることになってしまいます。

こうした場面で、1ドル100円で売りの指値注文を入れておくのです。
この指値注文により、このまま為替レートを見守り続けて20円以上の利益を望むこともできますし、万が一レートが下がっていってしまった場合でも、1ドル100円の時点で指値注文が発動して10円の利益を確定してくれるのです。

指値注文には、損失を任意で小さく確定させるための損切りの使い方もあり、こうした用途で用いられる指値注文は、利益とは逆の損失の方向に向かっての注文になるために「逆指値注文」と呼ばれています。

FXでの取引きでは、利益を求めていくのと同時に、損失をなるべく小さく抑えていくことも課題になります。
どんなに大きな利益をつかんだり、細かな利益をたくさん積み上げていったとしても、それと同じ大きさの損失を一回でも被ってしまえば、すべてが無くなってしまうのです。

こうしたことから、取引きが開始した時点で、これ以上の損失を被ってはならないという価格に逆指値注文を入れておくことで、取引き中の相場の急変動などに対しても、最悪の結果を免れることができるのです。

実際のFX取引の現場では、この逆指値注文が利用されることが多く、またとても有効な注文方法になりますので、どんどん利用をしていき慣れていくことをお勧めします。

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